• お酒全般の情報ブログ

     更新日:2022年7月31日

    文字数:約1000文字

     ジンは他のお酒に比べて、日本での定番商品がはっきりしている。
    これまで、あまり種類がなかったことが要因だろう。

     現在はクラフトジンも増えたが、ジントニックやマティーニなどの
    クラシックカクテルには定番のジンが使われる
    味、品質、流通が安定している
    ことが重要である。
    バーなどに常備されているジンを見てみよう。

    ギルビージン
    https://www.kirin.co.jp/alcohol/spirits_liqueur/gilbeys/

    基本情報

    • 商品名:ギルビー ロンドン ドライジン
    • 英 字:GILBEY’S LONDON DRY GIN
    • 生産地:イングランド(日本輸入品は韓国産)
    • 創業年:1857年(ジン参入は1872年)
    • 創業者:ウォルターとアルフレッドのギルビー兄弟
    • 現所有社:ディアジオ社
    • 日本取扱:キリンビール(株)

    ●ボタニカル

     ギルビーのボタニカルは、以下の12種である。

    1. ジュニパーベリー
    2. コリアンダー
    3. アンジェリカルート
    4. シナモン
    5. レモン
    6. レモングラス
    7. ~12.????

     公開されているのは6種だけで、他はギルビー家秘伝のレシピとしている。
    アルコール度数37.5%と47.5%の2製品が販売されているが、
    度数が違うだけでボタニカルは同じである。

    レモン
    Syaibatul HamdiによるPixabayからの画像

    歴史

     創業者はウォルターとアルフレッドのギルビー兄弟で、
    1857年にロンドンでW&Aギルビー社を設立した。
    当初はワインの輸入業で成功を収める。

     1872年にジンの蒸留所を建設し、ジン製造に参入する。
    当時は連続式蒸留機の登場によって高品質なジンを、安価に大量生産できるようになっていた。

     ジン以外にも、お酒関連の事業を拡大していく。
    ウイスキー人気に伴い、1887年にグレン・スペイ蒸留所、1895年にストラスミル蒸留所、
    1904年にノッカンドウ蒸留所を買収する。

     1908年の英仏博覧会では、W&Aギルビー社の製品がグランプリ賞を含む複数の賞を受賞する。
    その後もギルビーのブランドは、世界中に広く知られるようになる。

     1997年には、ギネス社とグランドメトロポリタン社の合併により誕生した
    ディアジオ社の傘下に加わる

    ジントニック
    CocktailTimeによるPixabayからの画像

    ●あとがき

     ギルビーのジンは、ウォッカと並んでコンビニやスーパーなどでよく見かける。
    日本で気軽に目にするジンとして、かなり認知度が高い。
    日本輸入品は韓国産と表記されているので、韓国のジンと勘違いする人がいるが、
    韓国でライセンス製造しているだけで、ギルビーは150年以上の歴史を持つイギリスのジンである。
    以前は韓国以外でも、フィリピン産や、日本産があったらしい。
    生産国によってイメージを持つのは、気を付けなければならない。

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