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ビーフィーターとは、ジュニパーの香りとバランスの良い味わいが特徴のジン。
クセが少なくすっきりしているため、
初めてでも飲みやすく、ジントニックにもよく合う。
ロンドンドライを中心にいくつかの種類があり、
それぞれ香りや味に違いがある。
ここでは、ビーフィーターの味の特徴や種類ごとの違い、
おすすめの選び方をわかりやすく解説する。

●ビーフィーターの種類一覧
ビーフィーターの主な種類は以下の通り。
- ロンドンドライ
- ビーフィーター24
このほか、ピンクジンなどのフレーバータイプもあるが、
定番はロンドンドライとビーフィーター24。
●各種類の特徴と違い
ビーフィーター2種類の違いを説明する。
・ロンドンドライ
ビーフィーターのロンドンドライは、
ジュニパーの香りとバランスの良い味わいが特徴のスタンダードなジン。
- クセが少なく飲みやすい
- ジュニパーと柑橘のバランス型
- ジントニックやソーダ割りに最適
→ 最初の一本に最適
・ビーフィーター24
ビーフィーター24は、
紅茶やグレープフルーツなどのボタニカルを使用した華やかなジン。
- 紅茶の香りが特徴
- 華やかで複雑な味わい
- カクテルやストレート向き
→ 香りの個性を楽しみたい人向け
●おすすめはどれ?
初めてならロンドンドライがおすすめ。
クセが少なくバランスが良いため、ジントニックでも飲みやすい。
香りや個性を重視するならビーフィーター24を選ぶとよい。
紅茶由来の華やかな風味が楽しめる。
●ビーフィーターの特徴
基本情報、ボタニカル、名前の由来を紹介しよう。
・基本情報
- 商品名 :ビーフィーター ロンドン ドライジン
- 英 字 :BEEFEATER LONDON DRY GIN
- 生産地 :イングランド
- 創業年 :1820年
- 創業者 :ジェームス・バロー
- 現所有社:ペルノ・リカール社
- 日本取扱:サントリースピリッツ(株)
衛兵のデザインが印象的なビーフィーターはとても存在感がある。
柑橘系の爽やかな香りが特徴的。
・ボタニカル
ビーフィーターのボタニカルは、以下の9種類である。
- ジュニパーベリー
- コリアンダーシード
- アンジェリカシード
- アンジェリカルート
- オリスルート
- リコリス
- アーモンド
- レモンピール
- セビルオレンジピール
薬剤師であり、創業者のジェームス・バローが選び抜いた材料である。
シトラス系(レモンやオレンジ)の材料を初めて取り入れたのが、
ビーフィーターだと言われている。

スペイン セビリアのオレンジは、バローが知り合いの貿易商から入手していた。
現在も伝統を守り、セビルオレンジが使われ続けている。
これらのボタニカルは、蒸留液に24時間も浸漬され、成分抽出が行われる。
長時間かけて抽出されたものを再蒸留して、中心部(ハート)のみを取り出す。
蒸留の始めと終わりの部分をカットすることで、雑味のない安定した味わいが得られる。
・名前の由来

ビーフィーターの名前の由来は、「ビーフイーター(Beef Eater)」である。
ビーフイーターとは直訳して牛肉喰いのことである。
ラベルに描かれているのは、ロンドン塔を守る衛兵であり、
ヨーマン・ウォーダーズと呼ばれている。
この衛兵は、王室主催のパーティーで残った牛肉を持ち帰ることが許されていた。
当時は貴重だった牛肉を食べれることをうらやましがられ、ビーフイーターと呼ばれた。
ロンドン塔を守り続ける衛兵に、自社のジンも守り続けてもらおうということで、
商品名をビーフイーターとしたのである。
牛肉を食べながら、ビーフィーターのジントニックを味わうのも良さそうだ。
●他ブランドとの違い
ビーフィーターは、定番ジンの中でもバランスの良さが特徴。
迷った場合は、香りの強さならタンカレー、
飲みやすさならゴードン、
バランスならビーフィーター、
華やかさならボンベイサファイアを選ぶとよい。
●あとがき
牛喰い(Beef Eater)という名前を付けたり、
それまでなじみのなかったシトラスを使ったり、
ジェームス・バローはとてもユニークな人だったのだろう。
需要の増加に伴い、製造拠点を移し、
ビーフィーターをどんどん大きくしていった。
いまだにロンドンでジンの製造を続けている大手はビーフィーターくらいである。
ビーフィーターは衛兵に守られ続けるのだろう。


