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シードルとはリンゴのお酒である。
日本でも広く認知されるようになってきたシードルが、
どのようなお酒なのか見てみよう。
シードルにはCiderと書かれているものがあるが、これはサイダーと読む。
シードルもサイダーも同じものなのだが、
日本には炭酸飲料でサイダーがあるから勘違いされやすい。
そもそもシードルとはフランス語なのである。
国によってリンゴ酒の呼び方が違う。
アメリカでは、サイダーはアップルサイダーを意味し、
ハードサイダーがリンゴ酒という風に区別されている。
シードルはアップルワインと呼ばれることがある。
ワイン(ブドウ酒)とシードル(リンゴ酒)の違いを見てみよう。
ワイン | シードル | |
---|---|---|
材料 | ブドウ | リンゴ |
アルコール度数 | 8~12% | 4~9% |
色による分類 | 赤、白、ロゼ | なし |
長期熟成 | 有り | なし |
ヴィンテージ | 有り | ほとんどなし |
シードルはアルコール度数が低く、発泡性もあるので、爽快に飲める。
ワインよりもビールに近い感覚で気軽に楽しめる。
なかには高アルコールのものや、非発泡のものもあり、バラエティーも十分である。
最近はシードルの認知が広がり、様々な種類を見かけるようになってきた。
日本ではワインと同じくらいの歴史があるにもかかわらず、色々と差がついてしまっている。
リンゴを好きな人は多いので、そもそものポテンシャルは高いはずである。
これからのシードルの追い上げに期待したい。
シュセです。
普段は居酒屋やバーを飲み歩いています。
好んで飲むのはラムですが、テキーラやアブサンなどもあれば飲みます。
ハードリカーが多いですが、蒸留酒、醸造酒、混成酒なんでもアリです。
このブログでは、お酒の基礎知識、数値データ、酒類比較などを書いていきます。
長文記事は読んでて疲れるので、できるだけ短くまとめます。
よろしくお願いします。