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     更新日:2022年8月23日

    文字数:約1300文字

     テキーラと関わりの深いカクテルを紹介する。
    テキーラカクテルといえば、マルガリータが定番として知られている。
    「マティーニ」、「マンハッタン」と並ぶ、「三大Mカクテル」である。
    マルガリータのレシピや、誕生背景を見ていこう。

    マルガリータ
    Jill FultonによるPixabayからの画像

    レシピ

    材料

    • テキーラ・・・・・・・・2/5
    • ライムジュース・・・・・2/5
    • ホワイトキュラソー・・・1/5
    1. グラスの縁に塩をつけてスノースタイルにする
    2. 材料と氷をシェーカーに入れ、シェイクする
    3. グラスに注ぎ、好みでカットライムを飾る

    誕生背景

     マルガリータの誕生には諸説あるが、しっかりと記録に残っているものが以下である。

    ・亡くなった初恋相手を偲んで

     マルガリータの作者は、ロサンゼルスのレストラン・バー「Tail O’Cock」のバーテンダー、
    ジャン・デュレッサー(John Durlesser)である。

     1949年に開催された全米カクテル・コンテストで、マルガリータは3位となる。
    マルガリータはジャンの初恋相手の名前である。
    マルガリータの故郷はメキシコであり、メキシコ原産のテキーラを使うということで、
    初恋相手の名前を付けた。

     1926年、ジャンとマルガリータは狩猟に出かける。
    そこで他の人の撃った流れ弾がマルガリータに当たり、マルガリータは亡くなってしまう
    この出来事がジャンにとって、マルガリータは忘れることのできない存在となる。

    狩猟
    Med AhabchaneによるPixabayからの画像

    ・オリジナルレシピ

     カクテル・コンテストで3位となったマルガリータだが、当時のレシピは現在とは違う。

    • テキーラ・・・・・・・・45ml
    • ライムジュース・・・・・30ml
    • レモンジュース・・・・・30ml
    • ホワイトキュラソー・・・7ml
    1. グラスの縁に塩をつけてスノースタイルにする
    2. 材料をスピンドル・ミキサーにかける
    3. グラスに注ぎ、完成
    ミキサー
    Blandine JOANNICによるPixabayからの画像

     ジャンが所属するカリフォルニア・バーテンダー協会(CBG)が、
    国際バーテンダー協会(IBA)にマルガリータを紹介する際に、
    ジャンと話して作りやすく、シンプルなレシピに変更したのである。

     当時はスピンドル・ミキサーが世界各国のバーに普及していたわけではなかったため、オリジナルレシピでは、ここまでマルガリータが広まることはなかっただろう。

     マルガリータの誕生背景やオリジナルレシピについても、IBAの機関誌で紹介された。
    このように記録に残っていることから、マルガリータの誕生説の中で、
    もっとも有力と考えられている。

    ・諸説

     その他の説としては、カクテル「マグノリア」を勘違いして「マルガリータ」と言って出した、
    テキーラとコアントローのカクテル好きのお客さんの名前、などがある。

    ●あとがき

     マルガリータが考案された時代は、テキーラを塩とライム(レモン)で飲むのが一般的だった。
    それらをカクテルとして一つにまとめあげたことが素晴らしい。
    世界中に広まったマルガリータはさらに発展を続け、フローズン・マルガリータや、
    ブルー・マルガリータなどの人気カクテルを派生している。
    少し悲しい誕生背景をイメージしながら、マルガリータを飲むのも良いだろう。



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