• お酒全般の情報ブログ

     更新日:2022年10月2日

    文字数:約1000文字

     スコットランドの蒸留地域は、大きく6つに分けられる。
    アイラ、アイランズ、キャンベルタウン、ローランド、ハイランド、スペイサイドである。
    地域の環境や歴史から特徴が見えてくる。

    ●トバモリー

    ・基礎データ、場所

    マル島地図
トバモリー蒸留所場所
    • 蒸溜所名:トバモリー蒸溜所
    • 英字:Tobermory
    • 意味:ゲール語で「メアリーの井戸」という意
    • 創業:1798年
    • 仕込み水:ミシュニシュの湖
    • 蒸留器:バルジ型
    • 現所有者:ディステル・グループ社
           (南アフリカの企業で、ブナハーブン、ディーンストンも所有)
    • 輸入元:コルドンヴェール(株)

     ヘブリディーズ諸島のマル島にある唯一の蒸溜所
    マル島のトバモリーという港町は、かつてはレダイグという村であった。
    レダイグはゲール語で「安全な港」という意味。

     トバモリー蒸留所では、ノンピートのトバモリーと、
    ヘビーピートのレダイグの商品をリリースしている。
    両方とも村、町の名前から付けられている。
    ウイスキーの他に、ジンも造っている。

    トバモリー蒸留所
    https://www.flickr.com/photos/96196168@N00/2729111382/in/photostream/

    ・特徴

    ・味わい

     トバモリーは、ノンピートで、ややフレッシュなミントの香りがする。
    少しモルティーな味わいがあり、ライトで飲みやすい。

     レダイグは、ヘビーピートで、スモーキーさがあり、しっかりしている。
    アイラモルトに近い感じがある。

    ・経緯

    トバモリー蒸留所
    https://tobermorydistillery.com/

     トバモリー蒸留所は幾度となくオーナーが代わり、閉鎖と操業を繰り返してきた。
    創業は1798年に海運商人のジョン・シンクレアが蒸留所を建設。
    15年間の操業の後、1837年から1878年まで閉鎖される。

    その後、DCL(ディスティラーズ・カンパニーLtd)の傘下に入るが、1930年代には再び休止してしまう。
    休止中には、ブランド名や在庫を売却されたが、1993年にバーン・スチュアート社の傘下に入る。
    さらに買収は繰り返され、2013年に現オーナーのディステル社に落ち着く。

    2019年には蒸留所の大改修を終えて、生産も安定してきている。
    これからはアイランズモルトらしい、マル島の特徴ある製品が期待される。

    ●あとがき

     トバモリー、レダイグともに知名度が低い。
    これまではオーナーが転々としていることにより、不安定だったが、
    現在は色々な新しいことに挑戦している。
    ホームページでは製品ラインナップも充実している。
    Tシャツやマスク、塗り絵などもありユニークが、方向性をしっかり持って、頑張ってほしい。

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