ウイスキーの種類【アメリカン編】

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 アメリカンウイスキーの代表的なものは以下である。

  • バーボンウイスキー
  • ライウイスキー
  • ウィートウイスキー
  • コーンウイスキー
  • テネシーウイスキー

 他にも大麦麦芽を使ったモルトウイスキーも造られている。

バーボンウイスキー

バーボンウイスキー
Ray Shrewsberry • Downloads – Likes 👍によるPixabayからの画像

 51%以上のトウモロコシを原料に使用して蒸留され、
内側を焦がしたオーク材の新樽(バレル)で貯蔵熟成されたウイスキー。

 樽の内側を焦がすことを『チャー』と呼ぶ
バニラのような甘い香りと、パワフルな味わいがある。

ライウイスキー

ライ麦
2966152によるPixabayからの画像

 51%以上のライ麦を原料に使用して蒸留され、
内側を焦がしたオーク材の新樽(バレル)で貯蔵熟成されたウイスキー。
ライ麦のスパイシーさと、ほのかな甘みがある。

ウィートウイスキー

小麦
Sandra_M_HによるPixabayからの画像

 51%以上の小麦を原料に使用して蒸留され、
内側を焦がしたオーク材の新樽(バレル)で貯蔵熟成されたウイスキー。
小麦のまろやかな甘みがある。

コーンウイスキー

コーン
Anrita1705によるPixabayからの画像

 80%以上のトウモロコシを原料に使用して蒸留され、
古樽または内側を焦がさない新樽で貯蔵熟成されたウイスキー。
トウモロコシの優しい甘さがある。

バーボンの分類

テネシーウイスキー

 テネシー州で蒸留され、サトウカエデの木炭でろ過し、
内側を焦がしたオーク材の新樽(バレル)で貯蔵熟成されたバーボンウイスキー。
ろ過することによりスムースな味わいに。

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あとがき

 アメリカにも大麦麦芽のみを使ったモルトウイスキーはあるが、まだ数は少ない。
アメリカの土壌はコーン栽培に最適化されているので、
原料の収穫量や効率がモルトよりもコーンのほうが良いのだろう。
他に類を見ないアメリカンウイスキーは独自の進化を遂げていってほしい。



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