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アイリッシュウイスキーにはいくつかの種類があり、
原料や製法の違いによって分類される。
なかでも、ポットスチルウイスキーのようにアイリッシュ特有のスタイルも存在する。
ここでは、代表的な種類とその違いを整理する。
●アイリッシュウイスキーの種類とは

アイリッシュウイスキーの種類は、
「モルト・ポットスチル・グレーン・ブレンデッド」の4つに分類される。
それぞれ原料や製法が異なり、
特にポットスチルウイスキーはアイリッシュ特有の分類として知られている。
アイリッシュウイスキーの基本的な定義については、
ウイスキーの定義で詳しく解説している。
・アイリッシュウイスキーの種類一覧
- モルトウイスキー :大麦麦芽のみを原料とするウイスキー
- ポットスチルウイスキー:未発芽大麦を含む原料を単式蒸留で造るウイスキー
- グレーンウイスキー :トウモロコシなど穀物を原料とするウイスキー
- ブレンデッドウイスキー:複数のウイスキーを混ぜたもの
●モルトウイスキー

モルトウイスキーは、大麦麦芽のみを原料として造られるウイスキーである。
モルト(大麦麦芽)のみを使って、単式蒸留器(ポットスチル)で
3回(または2回)蒸留し、木樽で最低3年間貯蔵熟成されたウイスキー。
3回蒸留することで、軽やかな飲み口になる。
●ポットスチルウイスキー

ポットスチルウイスキーは、未発芽大麦を含む穀物を原料とし、
単式蒸留器で造られるアイリッシュ特有のウイスキーである。
モルト(大麦麦芽)と、未発芽の大麦、ライ麦などを使って、
単式蒸留器(ポットスチル)で3回蒸留し、
木樽で最低3年間貯蔵熟成されたウイスキー。
モルト以外の穀物も使用することで、
モルティーさ以外の味わいが生み出される。
ポットスチルウイスキーの製法については、
ポットスチルの仕組みを理解するとより深く理解できる。
●グレーンウイスキー

グレーンウイスキーは、トウモロコシなど穀物を原料とするウイスキーである。
グレーン(Grain)とは穀物のことである。
モルト(大麦麦芽)と、トウモロコシ、未発芽の大麦、
穀物などを使って、連続式蒸留機で蒸留し、
木樽で最低3年間貯蔵熟成されたウイスキー。
スコッチのグレーンとほぼ同じ。
●ブレンデッドウイスキー

ブレンデッドウイスキーは、モルトやグレーンなどを混ぜて造られるウイスキーである。
モルトとグレーン、またはポットスチルとグレーンをブレンドしたもの。
ブレンデッドスコッチと同様、バランスのとれた味わいになる。
●あとがき
見慣れないアイリッシュウイスキーがお店にあれば飲むようにしている。
今は銘柄が少なく、日本に入ってきているものも限られているから、
ついつい飲んでしまう。
アメリカの禁酒法以前は世界シェアの6割を占めていたといわれている。
ウイスキーブームで蒸留所復活が進み、アイリッシュウイスキーを
たくさん飲めるようになればいいなと思う。


