• お酒全般の情報ブログ

     更新日:2022年10月25日

    文字数:約1300文字

     マデイラワインの分類方法はいくつかある。
    色、糖度による分類があるが、よく使わるのは製法と熟成法による分け方である。
    ここでは製法と熟成法の種類と、糖度の種類を見てみよう。

    マデイラワインの製法と熟成による分類

     ブドウ品種、収穫年をブレンドしたものは、年収表示の有無が分かれる。
    単一品種、単一収穫年のものは、製法によって分るされる。

    • ブレンド
       ・年数表記無し(3年以上熟成)
       ・年収表記有り(5年、10年、15年、20年、30年、40年、50年以上熟成)


    • 単一品種、単一収穫年
       ・コリェイタ(5年以上、20年未満)
       ・フラスケイラ(20年以上)

    ブレンド

     ブドウ品種のブレンド収穫年のブレンドがされたもの。
    ブドウ品種名の表記は、85%以上使用している品種を表記することができる

    ・年数表記無し

     マデイラワインは3年以上熟成させなければならない
    年収表記のないものは3年以上、5年未満のものとなる。

    ・年収表記有り

     年収表記は、5年、10年、15年、20年、30年、40年、50年以上

     以前は、5年をレゼルヴァ、10年をスペシャル・レゼルヴァ、またはオールド・レゼルヴァ、
    15年以上をエクストラ・レゼルヴァと表記していた。
    このため、オールドボトルにはこのような表記が残っているものもある。

    ・レインウォーター

     特に決まりはないようだが、3年以上熟成された中辛口のものを、
    レインウォーターと表記するメーカーがある。

     レインウォーターとは雨水の意味で、18世紀にワインに雨水が混ざってしまったものを
    出荷してしまったところ、以外にも評判が良かったことに由来する。
    アルコールが弱まり、飲みやすくなったのだろうか???

    単一品種、単一収穫年

     加熱熟成をカンテイロ(自然加熱)で2年間行い、その後木樽で熟成させる

    ・コリェイタ(Colheita

     木樽で5年以上、20年未満熟成させたもの。
    コリェイタは「収穫(ハーヴェスト)」の意味。

    ・フラスケイラ(Frasqueira

     木樽で20年以上熟成させたもの。
    マデイラワインの最高クラスであり、50年、100年を超えるものもある。
    希少性が高く、高価。

    糖度による分類

     糖度では以下の5つに分類される。
    ボーメ度とは、液体に溶け込んでいる固体の比重の単位である。

    呼称意味糖度[g/L](ボーメ度[度])
    エクストラ・セコ
    (Extra Seco)
    極辛口490.5
    セコ
    (Seco)
    辛口49590.51.5
    メイオ・セコ
    (Meio Seco)
    中辛口59781.52.5
    メイオ・ドセ
    (Meio Doce)
    中甘口781002.53.5
    ドセ
    (Doce)
    甘口1003.5

    あとがき

     マデイラワインは長期熟成されたものが多い。
    酒精強化されているため、保存性が高いのである。
    蒸留酒ではアルコール度数が高い分、揮発量が多くなり、100年を超える長期熟成は難しい。
    そう意味でもマデイラワインがちょうど良いアルコール度数なのだろう。
    100年以上前のものを味わえることに感謝である。

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