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     更新日:2022年7月31日

    文字数:約900文字

     世界的にクラフトジンブームを言われるが、国内生産量や輸出入量はどうなっているのか。
    それぞれの数字を見て、確認してみよう。

    ジンの国内生産量

     日本洋酒酒造組合が公開しているデータをもとにまとめた。
    全てのジン製造者が組合員というわけではないが、傾向を見るには十分である。
    国税庁の分類では、ジンはスピリッツ等に含まれるため、正確な数値はわからない。
    生産量がもっと増えれば、スピリッツ等から独立する可能性があるかもしれない。

    ジンの国内生産量
グラフ

     2015年以降、国内生産量は増え続けている
    海外需要の高まりや、国内消費の増加により、ジン製造者が急増している。
    2020年はコロナ禍にもかかわらず、前年比1.5倍の生産量となっている。
    その勢いは2021年にも続き、自粛があけた2022年以降どうなるのか注目である。

    ジンの輸出入量

     財務省が公開しているのデータもとにまとめた。

    ジンの輸出入量
グラフ

     輸出量に関してはこれまでほとんどなかったが、2017年から本格的に増え始めている
    増え方が急激過ぎて、生産が心配になるが、意外と問題無いようである。
    輸出量が増えたことで、国内消費に影響が出ていることもないようだ。
    ジンは熟成が不要のため、ウイスキーなどに比べて生産対応できるのだろう。

     輸入量に関しては、ジンブームというわりにはそれほど増えていない
    むしろ2017年をピークに減少傾向である。
    2020年、2021年はコロナ禍で外食ができなかった影響だろうか。
    または、国内クラフトジンが増えたことで、海外品は減少しているのだろうか。

    ジンの輸出入金額

     こちらも財務省公開のデータをもとにした。

    ジンの輸出入金額
グラフ

     輸出金額が輸入金額を上回り、貿易黒字化が起きている
    2020年の輸出金額と輸出量に疑問を感じるが、答えはわからず。
    ヨーロッパでの推移に同様の傾向があるが、低価格品を試したのだろうか。

    ●あとがき

     世界的なジンブームがいつまで続くのかはわからない。
    ウイスキー熟成のあいだも収益を上げるために、ジンと製造している蒸留所もある。
    ジンブームの年数を考えると、ウイスキーの熟成が良い頃合いになりつつある。
    日本はまだもう少しかかるが、海外では新規ウイスキーの製品化され始める。
    その時、ジンはどのような立ち位置になっているのだろうか、今後も目が離せない。

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