• お酒全般の情報ブログ

     更新日:2022年10月31日

    文字数:約1200文字

     世界の国々ではどのくらいアルコールが消費されているのだろうか。
    消費が減少しているといわれる日本は、世界と比べてどうなのか。
    WHO(世界保健機関)が公開しているデータをまとめたので、見てみよう。

    一人当たりの消費量

    一人当たりのアルコール消費量

     上表は、『一人当たりのアルコール消費量』で、194カ国中のTOP30ある。
    この数値は純アルコールに換算された、2016年から2018年の3年平均である。

     お酒の種類によって含まれるアルコール度数が違うため、各酒類から計算されている。
    例えば、度数5%のビールは500mLで純アルコール量が20gとなる。
    度数40%のウイスキー30mLでは9.6gとなる。
    このように純アルコールに換算して、15歳以上の人口で割った値が上表である。

     一人当たりの消費量がもっとも多い国はセーシェル、次いでウガンダである。
    これらの国はアフリカエリアとなる。
    3位のチェコ以降も、ヨーロッパとアフリカがほとんどである。
    一応、日本は66位で8.0Lであり、中央値4.4、平均値6.0よりも多い。

    一人当たりの消費量(G20)

    一人当たりのアルコール消費量
G20

     G20の参加国に絞ってまとめた。
    主要先進国・新興国として選ばれた19の国に欧州連合(EU)を加えて20となる。
    普段テレビなどでなじみのある(?)国の数値を見たほうがイメージしやすいだろう。

     上位の国を見るとお酒のイメージが浮かんでくる。
    ドイツはビール、フランスはワイン、イギリスはエール、ロシアはウォッカ、、、
    アジアでは韓国が、日本や中国よりも一人当たりの消費量が多い。
    イスラム教徒の多い国では、飲酒習慣が消費量に影響しているのだろう。

    1日当たりの摂取量(G20)

    1日当たりのアルコール摂取量
G20

     一人当たりの消費量から人口による影響を除外したものが、1日当たりの摂取量である。
    これは飲酒者の1日当たりのアルコール平均摂取量のデータ(2016年)である。

     トルコが上位なのが意外である。
    トルコはイスラム教国だが、飲酒に関しては寛容な国である。
    当然お酒を飲まない人はいるが、飲む人はかなりの量を飲むようだ。
    中国は人口が多い(分母が大きい)ので、摂取量はもっと多いと思ったがそれほどではなかった。

     ちなみに、1日当たりの摂取量がもっとも多い国はチュニジアの79.1gである。
    度数5%のビール500mLで20gなので、飲む時にはビール2Lくらいは飲んでいることになる。

    合わせてよく読まれている記事 ↓

    ●あとがき

     日本は194カ国中66位で、世界的にはまあまあ飲んでいると言えるだろう。
    今後はどんどん順位を下げていくことが予想される。
    理由は、国内でのお酒の消費量が減るいっぽうなことと、
    途上国が今より豊かになれば、飲酒にお金を使う余裕が出てくることである。
    生活必需品ではないお酒に支出できることは、経済的に恵まれているといえる。
    お酒が気軽に飲めることに感謝しよう。




    SNSシェア