ウイスキーの綴り

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文字数:約600文字

ウイスキーの綴り

WhiskyWhiskey

 ウイスキーの英語綴りには”e”の入るものと、入らないものがある。
スコッチウイスキーにはすべて「Whisky」である。
アイリッシュウイスキーとアメリカンウイスキーはすべてではないが、
「Whiskey」と表記される。

 結論から言うと、これはアイルランドがスコッチとの差別化を図るために
独自性を強調した広告戦略である。

ウイスキー
RüdigerによるPixabayからの画像

 19世紀後半にスコッチに対抗するために、
つくられたPR用の小冊子『ウイスキーの真実』にこう書かれている。
スコッチと一線を画するために、我々はこれからWhiskeyという綴りを用いる!

 これにより、アイリッシュウイスキーメーカーは綴りを変更した。
また、アイルランド系移民が創業者のアメリカンウイスキーや、
スコッチと差別化したいメーカーはWhiskeyに綴りを変更した。

 このような理由で変更された綴りは、現在まで続き、2つの表記が存在するに至った。
ちなみにジャパニーズウイスキーはスコッチをお手本に造られているので、
表記はWhiskyである。

あとがき

 スコッチウイスキーが知名度、シェア、ブランドなどすべてにおいて強すぎるから、
一矢報いるような、この対抗策を取らざるおえなかったのだろうか。
まあ、酒のつまみくらいにはなる、小話だ。