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     更新日:2023年2月2日

    文字数:約1800文字

     イギリスのDrinks Internationalが公開しているデータをもとにジンの販売量(売上)をまとめた。
    ジンのランキングはどうなっているのか、世界で最も販売量(売上)が多いブランドは
    何なのか見てみよう。

    ジンの販売量ランキング【2021

     2021年のジンの世界販売量は以下の通りである。
    単位は百万ケースで、1ケースは9リットル換算。

    ジンの販売量ランキング2021
    ジンの世界販売量推移
グラフ

    1位 Ginebra San Miguel (ヒネブラ・サン・ミゲル)

    Ginebra San Miguel
    https://www.ginebrasanmiguel.com/

     フィリピンの総合酒類メーカーであるGinebra San Miguel社のブランド。
    ジンは1834年から製造しており、約190年の歴史がある。

     ジンはプレミアム品も販売している。
    他にもラム、ブランデー、ウォッカ、ワインも生産している。
    フィリピンビールの「San Miguel(サンミゲル)」はアジア料理店でよく見かける。

     フィリピンはジンの国別消費量が世界一であり、飲料としてジンが浸透している。
    スペイン統治の時代にジンの製造技術が伝わった。

     販売量は他のメーカーとはケタ違いで、首位独走状態である。
    年々販売量を増やしており、全スピリッツの販売量でも世界2位のブランドである。
    日本では販売していないが、東南アジアを中心に、北米やイギリス、インド、中東に展開している。

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    2位 Gordon’s (ゴードン)

    gordon's jin
    https://www.gordonsgin.com/en-row/home/

     イングランドの超定番ブランド
    現在は世界最大の酒類メーカーであるディアジオ社の製品。

     ゴードンは1769年から製造されている老舗である。
    1位には遠く及ばないが、3位には1.3倍の差をつけている。

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    ・3位 Tanqueray (タンカレー)

    taqueray jin
    https://www.tanqueray.com/en-row

     ゴードンと同様に、こちらもイングランドの超定番ブランド
    そして同じく、ディアジオ社の製品である。

     タンカレーは1830年から製造されている。
    2021年の世界のトップバーが選ぶジンブランドとして、タンカレーが1位に選ばれている

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    4位 Bombay (ボンベイ)

    bombay jin
    https://www.bombaysapphire.com/

     イングランドの定番ブランドで、ヴェイパーインフュージョン(蒸気抽出)製法が有名
    世界的な酒類メーカーであるバカルディ社の製品。

     ジン製造は1761年から始まっている。
    その後、ヴェイパーインフュージョンという独自の製法を開発した。

     ボンベイは売り上げは、ボンベイ・サファイア、ボンベイ・ドライ、
    スター・オブ・ボンベイなどのボンベイシリーズの総合販売量である。
    そのうちボンベイ・サファイアだけ8割を占める。

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    5位 Beefeater (ビーフィーター)

    beereater jin
    https://www.beefeatergin.com/en-EN

     イングランドの定番ブランド
    ディアジオ社に次ぐシェアを誇る酒類メーカー ペルノ・リカール社の製品。

     ジン製造は1820年からで、兵士のラベルで知られている

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    6位 Seagram’s (シーグラム)

    seagram's gin
    https://www.seagramsgin.com/

     元はカナダのメーカーだったが、現在はペルノ・リカール社の製品。
    1939年にカナダのシーグラム社が発売した。
    北米で人気のブランドだが、日本には輸入されていない。

    7位 Hendrick’s (ヘンドリックス)

    hendrick's gin
    https://www.hendricksgin.com/

     スコットランドのジンで、特徴はバラとキュウリ
    現在はウイスキーメーカーのウィリアム・グラント&サンズ社の製品。

     1999年に発売された、比較的新しいジン
    着実に販売量を伸ばしてきている。

    8位 Larios (ラリオス)

    larios jin
    https://www.lariosgin.es/index

     スペインの人気ブランド
    日本の酒類メーカー ビームサントリー社の製品。

     日本では販売されていない。
    サントリーのジン製品と競合するため、日本市場への投入はないだろう。

     ジン製造は1866年からで、スペインらしい華やかなラベルデザインである。

    9位 Gilbey’s (ギルビー)

    gilbey's jin
    https://www.kirin.co.jp/alcohol/spirits_liqueur/gilbeys/

     イングランドの定番ブランド
    ゴードン、タンカレーと同様にこちらもディアジオ社の製品。

     ジン製造は1872年からである。
    日本でもスーパーやコンビニでよく見かける
    日本輸入品は他国に生産委託されたものだが、
    イングランドのジンであることに間違いない。

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    ●あとがき

     世界的にジンの消費量は伸びてきているが、今流行りのクラフトジンが
    このランキングに入るのはまだ先のことだろう。
    そして、ヒネブラ・サン・ミゲルの独走はまだまだ続くことが予想される。
    販売量の増加ペースが他とは明らかに違い、差が広がるいっぽうだ。
    日本市場が魅力的なら、今後参入があるかもしれない。
    サンミゲルがどこまで販売量を伸ばすのか注目したい。