• お酒全般の情報ブログ

     更新日:2022年8月22日

    文字数:約1200文字

     ジンは他のお酒に比べて、日本での定番商品がはっきりしている。
    これまで、あまり種類がなかったことが要因だろう。

     現在はクラフトジンも増えたが、ジントニックやマティーニなどの
    クラシックカクテルには定番のジンが使われる
    味、品質、流通が安定していることが重要である。
    バーなどに常備されているジンを見てみよう。

    基本情報

    タンカレー
    https://www.tanqueray.com/en-row

    ●ボタニカル

     タンカレーのボタニカルは、以下の4つである。

    1. ジュニパーベリー
    2. コリアンダーシード
    3. アンジェリカルート
    4. リコリス

     4つのボタニカルを使い、4回蒸留して造られているタンカレーだが、
    その詳細なレシピは創業当時から秘伝とされており、知る人はほとんどいない。

     ボタニカルにはレモンなどの柑橘系のものを使用していないが、
    タンカレーからは柑橘系の爽やかな香りがする。
    この香りはコリアンダーシードから引き出された香りだと言われている。

    歴史

    antonio speranzaによるPixabayからの画像

     チャールズ・タンカレーが創業したのは1830年で、
    20歳の時である。


     ロンドンのブルームズバリーに蒸留所を設立したのは、
    ゴードンの創業者であるアレクサンダー・ゴードンからの
    アドバイスを受けてのことである。
    ゴードン社の創業は1769年である。

     1868年に、息子のチャールズ・ウォー・タンカレー(20歳)に
    事業を継承する。
    1898年には、ゴードン社と協業し、
    当時世界最大のジンメーカー タンカレー・ゴードン社
    誕生する。

     ちなみに、タンカレー創業時の蒸留器は
    ゴードン社で使っていた中古品を買い取ったものである。
    タンカレーとゴードンには何かと繋がりがあるようだ。

     2000年にプレミアム銘柄として「タンカレー ナンバーテン」が発売される。
    この製品は、「TINY TEN(タイニーテン)」という小型蒸留器が使われている。
    一度に400Lしか蒸留できず、少量生産となってしまう。

     タンカレーナンバーテンは高評価を得て、市場で支持された。
    少量でも高品質のものには需要があると証明されたことで、
    ジン製造への参入者が増え、現在のクラフトジンブームに繋がっている

    ●あとがき

     タンカレー創業時の1830年に、アレクサンダー・ゴードンはかなりの高齢だった。
    20歳の青年チャールズ・タンカレーは、ゴードンにとっては孫のようなものだったのだろう。
    蒸留所の建設場所を教えたり、中古蒸留器を譲ったり、かなりタンカレーを助けている。
    さすがにレシピまでは教えてもらっていないだろう。
    若くてもジン造りに挑戦しようと思い立ったタンカレーには信念があったはずなのだから。
    タンカレーは良い縁に恵まれたと思う。

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