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     更新日:2022年8月16日

    文字数:約2000文字

    グラスを使う理由

     ビールをちゃんと味わいたいなら、缶やびんのまま飲むのではなく、
    グラスに注いで飲むべきである。

    • 泡の見た目と触感が味わえること
    • 香りの広がりを感じられること
    • ほどよく炭酸が抜けること
    • ビール自体の色を楽しめること
    • 注ぐときの音や、泡のはじける音を聴けること

     このように五感全てにメリットがある。

     缶やびんのまま飲んでいて炭酸やアルコールが強く感じたことはないだろうか。
    それは保存用の状態であって、本来のベストな状態はちゃんとグラスに注がれてはじめて整う。

     以下、グラスの材質について簡単にまとめたので、参考にしていただければと思う。

    材質分類

     ここでは材質の違いによる特徴をまとめた。
    形状や加工ついては、別の機会に説明する。


    ・ガラス

    Alexander LesnitskyによるPixabayからの画像

    壊れやすいのが難点。
    ビールの色や泡を見た目で楽しめる
    形状はタンブラー、ジョッキ、脚付きなど
    バリエーション豊富
    加工や装飾も切子細工や気泡入り、色ガラスや多層ガラスなど、
    見た目に美しいものが多い
    ビールジョッキのような厚めのものや、
    うすはりグラスのようなものもあり、選びがいがある。

    ・陶磁器

    陶器製グラス
    PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

    壊れやすいがガラスよりは頑丈。
    日本各地に焼き物の産地があり、好みのものが探せる。
    釉薬を塗っていない素焼きのものは、
    細かい孔の凹凸によってクリーミーな泡ができる
    釉薬を塗って焼くと表面にガラス質の層をつくる為、
    孔は埋まり凹凸がなくなる。
    熱伝導率が低いので、保冷効果がある。

    ・ステンレス

    ステンレスグラス
    Jarkko MäntyによるPixabayからの画像

    頑丈で壊れにくい
    真空断熱構造や鏡面研磨などの加工されたものでもリーズナブル
    金属の中では熱伝導率が低く、ビールがぬるくなりづらい。
    手入れを怠ると、水滴痕が付いて目立つ。



    ・銅

    銅グラス
    Engin AkyurtによるPixabayからの画像

    強度があり壊れにくい。
    槌目模様が印象的。
    熱伝導率が高く、ビールの冷たさがタンブラーに伝わり、
    持った瞬間に冷たさを感じられる。
    その反面、熱を逃がしやすい(=ぬるくなりやすい)。
    グラスを冷凍庫で冷やすと、すぐにキンキンになる。

    ・錫(スズ)

    錫製グラス
    Sarah TevendaleによるPixabayからの画像

    強度があり壊れにくい。
    ステンレスや銅よりもどっしりとしており、高級感がある。
    加工時にできる表面の凹凸によりきめ細かな泡ができる。
    錫イオンが持つ清浄効果で雑味を取り除き、
    まろやかな味わいになるという(科学的根拠は不明)。
    錫の容器入れた水は腐らないといわれている。
    錫は通常使用では錆びない金属のため、長期的に使用できる。

    ・チタン

    チタン製グラス
    Агзам ГайсинによるPixabayからの画像

    ステンレスと類似。
    頑丈で壊れにくい。
    真空断熱構造や鏡面研磨などの加工ができる。
    金属の中では熱伝導率が低く、ビールがぬるくなりづらい。
    非常に軽量
    金属アレルギーを起こしにくい
    高価。

    ・木製

    木製グラス
    Wolfgang EckertによるPixabayからの画像

    丈夫で壊れにくい。
    非常に軽い
    熱伝導率が低く、ビールがぬるくなりづらい。
    種類は様々で、サクラやヒノキ、ケヤキ、ナラ、スギなどの
    選択肢がある

    天然素材を使用しているが、浸み込み防止のために塗料が
    塗られているものが多い。

    ・竹

    竹製グラス
    Min KongによるPixabayからの画像

    木製と類似
    丈夫で壊れにくい。
    非常に軽い。
    熱伝導率が低く、ビールがぬるくなりづらい。
    竹の節を使ったものが大半で、バリエーションは多くない。

    ・漆器

    漆器製グラス
    Irina_kukutsによるPixabayからの画像

    木製の下地に漆を重ね塗りしたもの。
    欠けても塗り直しができる。
    非常に軽い。
    熱伝導率が低く、ビールがぬるくなりづらい。
    多く塗り重ねられたものの表面は滑らかで、
    口触りがとても良い

    ・プラスチック

    プラカップ
    nastogadkaによるPixabayからの画像

    軽量で壊れにくい。
    ビールのイベントやスポーツ観戦などで使い捨てとして、
    使われることがある。
    とても安価。

    ・紙製

    紙製カップ
    JJuniによるPixabayからの画像

    非常に軽いが、変形しやすい。
    耐久性が低く、長期的な使用には向かない。
    とても安価。
    基本的には、使い捨て



    あとがき

     普段ビールを飲むときは確実にグラスに注いで飲んでいる。
    缶やびんのまま飲むことは基本的にない。
    ビールは同じものを数本購入し、グラスによる違いを楽しんでいる。
    個人的にはやはりガラス製のチューリップ型のものを使うことが多い。
    ビールの色や泡立ち、香りを総合的に感じられる。
    色々試していると、どんどんグラスが増えてしまったのでいつか整理しなければと思う。



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