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お酒の記念日『繋がりと広がりを感じる特別な日』

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●十月の記念日

 10月は年度が下期に切り替わる時期。
お酒の記念日は多めの12を紹介する。

  • 101日 :日本酒の日
  • 104日 :糖質ゼロの日
  • 106日 :月見酒の日
  • 108日 :角ハイボールの日
  • 1010日:ワンカップの日
  • 1019日:ジントニックの日
  • 1021日:メスカルの日
  • 1026日:どぶろくの日
  • 1026日:ズブロッカの日
  • 1030日:トマトサワーの日
  • 10月第四金曜日:世界シャンパンの日
  • 10月最終木曜日:マッコリの日

101日は『日本酒の日』

日本酒の日

 1978年(昭和53年)、日本酒造組合中央会によって定められた。

 日付は新米の収穫時期であること、
寒造りの蔵に季節雇用の蔵人たちが戻ってくる時期であったこと、
酒造りが始まる10月1日を酒造元日としてお祝いしてきたことなどから。

104日は『糖質ゼロの日』

糖質ゼロ

 京都の老舗日本酒メーカー月桂冠(株)が制定。
同社は2008年9月に日本酒で初めて糖質ゼロの商品を発売した。
後味がスッキリとして旨味のある日本酒「糖質ゼロ」は
健康を気遣う人だけでなく、超淡麗辛口で料理との相性を高める
軽快な飲み口であることを多くの人に知ってもらうのが目的。

 日付は10と4で「糖(とう=10)質(し=4・つ)」と読む語呂合わせから。

106日は『月見酒の日』

月見酒

 1637年(寛永14年)創業の京都の月桂冠(株)が制定。
まろやかな味わいと、すっきりとしたあと味が特徴のお酒「つき」を
より多くの人に味わってもらうのが目的。

 日付は銘柄名から月が一年でもっとも美しく、
風流な「月見酒」を楽しむのにふさわしい「中秋の名月」の日とした。

108日は『角ハイボールの日』

角ハイボール

 サントリー(株)が制定。
ウイスキーをソーダで割って作るハイボール。
中でも同社のウイスキー「角瓶」を使ったハイボールは
「角ハイボール」と呼ばれていることから、
そのおいしさを多くの人に味わってもらうのが目的。

 日付は「角瓶」が発売された1937年(昭和12年)10月8日にちなんで。
また、同社では8と10で「ハ(8)イ(1)ボール(0)」と読む語呂合わせなどで、
8月10日を「ハイボールの日」と制定している。

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1010日は『ワンカップの日』

ワンカップ

 兵庫の大手酒造メーカー大関(株)が制定。
「ワンカップ」は世界で初めて発売されたカップ酒。

 日付は「ワンカップ」が誕生した1964年10月10日(東京オリンピックの開会式の日)から。
ちなみに「ワンカップ」は大関(株)の商標登録である。

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1019日は『ジントニックの日』

 2010年10月19日に亡くなったアメリカの
ジントニック愛好家メアリー・エディス・キーバーンを偲び、
友人や家族が没日を「International Gin & Tonic Day」として制定。

 本来の目的は故人を偲ぶものだったが、
世界中でジントニックが楽しく飲まれる日になれば、満足だろう。

1021日は『メスカルの日』

mezcal-day

 アメリカで最初に制定された10月21日のNational Mezcal Dayと同日を、
2019年にメキシコ大使館 と旧CRM(メスカル規制委員会)のサポートのもと、
日本でも「メスカルの日」に制定。

 メスカルはアガベ(竜舌蘭)を原料とするメキシコの蒸留酒。
テキーラはメスカル派生した。

1026日は『どぶろくの日』

どぶろく

 長野にある明治元年創業の老舗蔵元 武重本家酒造(株)が制定。
濁酒(どぶろく)の魅力を広めるのが目的。

 日付はどぶろくのシーズンが始まる10月下旬であり、
10(ど)と26(ぶろく)で「どぶろく」と読む語呂合わせから。

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1026日は『ズブロッカの日』

ズブロッカ

 食品や酒類の流通業などを手がけるリードオフジャパン(株)が制定。
ポーランドの代表的なウォッカブランド「ズブロッカ」の魅力的な味わい、
楽しみ方を広めることが目的。

 「ズブロッカ」はポーランド北東部に位置する世界遺産
「ビアウォヴィエジャの森」で自生するバイソングラスを使用することで
独特な香りを引き出している名酒。
桜もちの香りと表現されることで有名。

 日付は10と26で現地の発音「ジュ(10)ブ(2)ロッカ(6)」の語呂合わせから。

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1030日は『トマトサワーの日』

トマトサワー

 トマトケチャップなどの製造、販売を手がけるカゴメ(株)が制定。
トマトに含まれる栄養素のリコピンの認知度が高まり、
ヘルシーなイメージに加え、甘すぎずに食事にもよく合う点が魅力のトマトサワー。
アルコールの新トレンドとして注目を集めるトマトサワーを
さらに多くの人に知ってもらうことが目的。

 日付はトマトを10、サワーを30と読む語呂合わせから。

10月第四金曜日は『世界シャンパンの日』

 「World Champagne Day」はカリフォルニア在住のブロガーであり、
ワインセミナー講師のクリス・オゲンフュスが2009年に発案したものである。
年々認知度が高まり、「World Champagne Day」は世界的な広がりをみせている。

10月最終木曜日は『マッコリの日』

マッコリの日

 日本での韓国の農水産物や食文化の紹介など、
貿易振興活動を行っている韓国農水産食品流通公社が2014年に制定。
韓国の伝統的な醸造酒であるマッコリをより多くの人に親しんでもらうのが目的。

 日付は毎年新米で作ったマッコリが市場に出回り始めるのが
この時期であることから10月の最終木曜日とした。

●十一月の記念日

 11月は少しずつに寒さが増してくる季節。
8つの記念日を紹介するので、寒さに負けず楽しもう。

  • 111日 :本格焼酎・泡盛の日
  • 117日 :鍋と燗の日
  • 11月第一木曜日:スタウトの日
  • 1110日:断酒宣言の日
  • 1111日:キリン一番搾りの日
  • 1111日:立ち飲みの日
  • 1119日:いい熟成ワインの日
  • 11月第三木曜日:ボジョレー・ヌーヴォー解禁日

111日は『本格焼酎・泡盛の日』

本格焼酎と泡盛の日

 日本酒造組合中央会によって1987年(昭和62年)に定められた。
本格焼酎と泡盛の品質向上と啓蒙が目的。

 日付は8月下旬~9月頃から仕込まれて、
新酒ができるのが11月頃ということで11月1日となった。

 九州や沖縄のほか、各地でイベントが催される。
日本の伝統的な蒸留酒を楽しむ良い機会である。

117日は『鍋と燗の日』

 灘・伏見の酒造会社でつくる「日本酒がうまい!」推進委員会が2011年に制定。
一家団らんの中心にある鍋と、その傍らに置かれた燗酒。
この日本らしい古き良き風習をあらためて見直して、
温かい鍋とともに、温かい日本酒を愉しむ機会を広めることが目的。

 日付は、暦のうえでは本格的な寒さを迎える「立冬」に。
立冬は二十四節気の19番目であり、
日本では年によって11月7日か8日になる。

11月第一木曜日は『スタウトの日』

 2011年にアメリカで制定された「International Stout Day」。
醸造所やバー、レストランなどで、スタウトの素晴らしさを祝い、
醸造家への敬意を示す日となっている。

 スタウトは、チョコレートやナッツを思わせる香ばしい香りが特徴の黒ビールのこと。
銘柄としては「ギネス」がもっとも有名だろう。

1110日は『断酒宣言の日』

断酒宣言の日

 公益社団法人 全日本断酒連盟が制定。

 日付は連盟の結成記念大会が1963年(昭和38年)の11月10日に開催されたことと、
「もう、飲ベンバー(ノヴェンバー=11月)、酒、止まる(10日)」の語呂合わせから。

 全国各地にある断酒会では例会を開き、
機関誌などで断酒の精神をアピールするなどの活動を行う。

1111日は『キリン一番搾りの日』

一番搾りの日

 キリンビール(株)九州統括本部が制定。
日本の新たな定番ビールとなるべく生み出された「キリン一番搾り」は
1990年の発売以来、30年以上にわたり日本のみならず世界中から愛され支持されてきた。
キリン独自の一番搾り製法を用いて、一番搾り麦汁のみを使った
贅沢なビール「キリン一番搾り」をさらに多くの人に知ってもらい、
実際に飲んで笑顔になってもらうのが目的。

 日付は商品名に含まれる数字の「一」が一年で最も多く並ぶ11月11日に。

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1111日は『立ち飲みの日』

 立ち飲みをこよなく愛し「東京居酒屋名店三昧」(東京書籍)の著者である
作家の藤原法仁氏と浜田信郎氏が制定。

 かつては密な社交場として地味な存在だった立ち飲みも、
今では女性も気軽に出入りできるメジャーな存在になり
酒文化と食文化の一翼を担っている。

 日付は11と11の形が人が集って立ち飲みをしている様に似ていることから。

1119日は『いい熟成ワインの日』

ワイン熟成

 埼玉のヴィンテージワイン専門店「年号ワイン.com」を運営する(株)和泉屋が制定。

 日付は「いい(11)じゅく(19)せい」(いい熟成)と読む語呂合わせから。
秋という季節に熟成したワインの知識を深め、
その味わいを楽しんでほしいとの思いも込められている。

11月第三木曜日は『ボジョレー・ヌーヴォー解禁日』

 解禁日とは、フランスのボジョレー地区で新酒ができたお祝いをする日のようなもの。

 時期は毎年同じで、11月の第3木曜日午前0時。
昔は日付が11月15日と決まっていたが、土日、祝日に重なる問題や、
空輸のトラブルなどが発生していたため日付で決めるのではなく、
安息日に重ならない11月の第三木曜日午前0時と、
フランス政府が1985年に法律で設定した。

 日付変更線の関係で、日本は本場フランスより
約8時間早く解禁日を迎えるため、ひと足先に新酒味わえる。

●十二月の記念日

 12月は仕事納め、クリスマス、大晦日などお酒を飲む機会が多い。
そのことに関係があるのかわからないが、お酒の記念日は少ない。
少ないなかでの2つを紹介する。

  • 129日 :しそ焼酎「鍛高譚(たんたかたん)」の日
  • 1222日:『酒風呂の日』

129日は『しそ焼酎「鍛高譚(たんたかたん)」の日』

鍛高譚

 合成清酒(株)のグループ会社オエノンホールディングス(株)制定。
合同酒精のロングセラー商品であるしそ焼酎「鍛高譚(たんたかたん)」が
2017年で発売25周年となるのを記念して。

 「鍛高譚」は北海道白糠町産の香り高い赤シソと、
大雪山系を望む旭川の清冽な水を使用したさわやかな風味で人気のしそ焼酎。

 日付は「鍛高譚」の発売開始日の1992年12月9日にちなむ。

1222日は『酒風呂の日』

 酒風呂の日は3月20日、6月21日、9月23日、12月22日である。
上記3月20日参照。