• お酒全般の情報ブログ

    文字数:約1300文字

     お酒が好きな人は愛犬や愛猫と一緒に飲みたいと思うのではないだろうか。
    しかし犬猫にアルコールは絶対にNGなのである。

    犬と猫
    StockSnapによるPixabayからの画像

    アルコールNGの理由

     犬や猫にアルコールを与えてはいけない理由は、アルコールを分解できないからである。
    人はアルコールを摂取した時に、体内にある分解酵素でアルコールを分解して無害化するが、
    犬や猫はこの分解酵素を持っていないため、体内にアルコールが長期間留まってしまう。

    ・アルコール摂取による症状

     犬や猫がアルコールを摂取してしまった時の主な症状が以下である。

    • フラフラして歩けなくなる
    • モウロウとしている
    • 下痢、嘔吐
    • 呼びかけても反応が鈍い
    • ぐったりしている

     もしアルコールを摂取してしまった場合は、すぐに動物病院に連絡する必要がある。

    ・危険な摂取量

     危険な摂取量は、体重1㎏あたり純アルコール量で5~6mlだといわれている。
    お酒の種類によってアルコール度数に違いがある。

    • ビール  (5%):約120mL
    • ワイン  (10%):約60mL
    • 日本酒  (15%):約40mL
    • ウイスキー(40%):約15mL

     これはあくまでも危険な摂取量であって、少量ならば問題無いというわけではない

    毒
    Josué NunesによるPixabayからの画像

    注意するべきこと

    • 飲み残しを放置しない
    • 犬猫の近くでアルコール除菌をしない
    • 手を消毒した直後に犬猫の触れない
    • アルコールを含有する塗料などに近づけない

    飲み残しを放置しない

     家でお酒を飲んで、グラスをそのままにしていると、犬猫が舐めてしまう可能性がある。
    飲んだ後はすぐに洗うか、軽くすすいで水を張っておくようにしよう。

    アルコール除菌

     今のご時勢だとアルコール除菌をすることが多いが、注意が必要である。
    除菌のためにアルコール度数が高いものが多いので、犬猫の近くでは気を付けたい。
    ノンアルコールのものを利用するのが良いだろう。

    消毒
    16061941によるPixabayからの画像

    手の消毒

     アルコールで手を消毒した直後は、アルコールが揮発中である。
    消毒直後の手を舐めると、微量ではあるがアルコールを摂取してしまう。
    完全に揮発するまで、一呼吸おこう。

    アルコール含有塗料

     ペンキなどにはアルコールを含んでいるものがある。
    散歩時にペンキ塗りたての近くは気を付けたい。

    犬猫以外の動物について

    豚、鶏
    Thomas B.によるPixabayからの画像

     基本的には動物にアルコールを与えるのはやめたほうがよいだろう。
    特に小動物は少量でも体積当たりの割合が多くなるので危険である。

     一昔前、日本では酒粕、ヨーロッパではワインの搾りカスを家畜に与えていた。
    豚や牛や鶏や馬はアルコールを分解できるようだ。
    今ではちゃんと問題無いことと、酒粕の効能が調査された上で、
    飼料として与えているところがある。
    また、ビールを牛に飲ませているところもある。

     たまにテレビで、サルが酔っ払っている映像が流れるが、
    類人猿は果物を食料とすることが多いので、熟し過ぎて腐りかけたもの(発酵したもの)を
    食べることもあるため、アルコール耐性ができているのかもしれない。

    ●あとがき

     どれだけ親しくても、生物学的には別の分類であるという認識を忘れてはならない。
    正しい知識を持って接することで、良好な関係を長く続けることができる。
    それは生き物にもアルコールにもいえることだろう。