図解■ お酒の糖質とカロリー

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文字数:約800文字

以下は、文部科科学省の食品成分データベースのデータをもとにして
計算した一覧である。

お酒のカロリー

カロリー

 カロリーとは、エネルギー(熱量)を表す単位。
カロリーを摂取することは、エネルギーを摂取すること、
つまり人間の身体を動かす源を摂取することである。

 エネルギー源の主なものとして3大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)がある。
タンパク質と炭水化物は4kcal/g、脂質は9kcal/g、
純アルコール(エタノール)は7kcal/gと言われている。
アルコールのカロリーは意外と高いように思えるが、これはアルコール100%の場合である。

糖質

 炭水化物は糖質と食物繊維で構成されている。
蒸留酒(焼酎、ウイスキー、ウォッカなど)には糖質がほぼ含まれない

 これは製造時の蒸留工程で不純物である糖類を除去できるためである。
蒸留工程のない醸造酒(ビール、日本酒、ワインなど)は糖質が含まれている。

糖質の含む食事
Polette2によるPixabayからの画像

ダイエット

 ダイエットには糖質のほうが影響が大きい
カロリーも糖質も少ないほうがよいが、どちらかといえば糖質を減らしたほうが効果的である。

 ビールはカロリーも糖質も高く、ダイエットには向かない。
ダイエットに向くものは蒸留酒の水割りやソーダ割りである。
ハイボールや焼酎の水割り、お湯割り、レモンチューハイやレモンサワーは
糖質が入っていないものなら問題ない。

 ジンジャーハイボールやコーラハイボールは砂糖が入っている。
ジントニックにもトニックウォーターに砂糖が含まれるものが多いので避けたい。
蒸留酒でもカロリーはあるので飲み過ぎには注意が必要だ。

あとがき

 ビールはカロリーも糖質も多いと書いた。
メーカーもわかっていることなので、糖質ゼロをうたう商品を多数出している。
そのうち居酒屋でも糖質ゼロのビールがメニューにのる日がくるかもしれない。
ノンアル商品がメニュー化されたのだからあり得なくない。
カロリー表を見ていると、定食(ごはんとおかず)とビールだけで
1000kcalを簡単に超えることは良くも悪くもあると思う。




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