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     更新日:2022年11月29日

    文字数:約1100文字

     日本酒を造る酒蔵はいくつあるのか、都道府県別ではどこが多いのか。
    国税庁のデータをもとに都道府県別のランキングをまとめた。
    また、国内売上と輸出額の多い都道府県も一緒に見てみよう。

    都道府県別ランキング(酒蔵数、国内売上、輸出額)

    都道府県別
酒蔵数、国内売上、輸出額
ランキング
    都道府県別
酒蔵数、国内売上、輸出額
ランキング表

     ランキングのTOP5と、それぞれのデータを上記した。
    一つひとつ見ていこう。

    ・酒蔵数

     日本全国で稼働している酒蔵は1,164である。
    免許を持っている事業者はさらに多い1,550である。

     都道府県別では、米どころ新潟が88でトップである。
    新潟には、全国に名の知れた酒蔵がいくつもある。
    代表的なものには『八海山』や『久保田がある。

     2位は信州長野の723位は東北福島の58が続く。
    4位は灘五郷を有する兵庫が565位は東北山形が49である。

     惜しくもTOP5は逃したが、6位に九州福岡が40である。
    沖縄や鹿児島など温暖な地域では、昔から日本酒造りが難しかった。
    温かいと雑菌の繁殖が原因で日本酒造りを失敗しやすいのである。

    都道府県別酒蔵数マップ

     上図は都道府県別の酒蔵数を地図に表したものである。

    ・国内売上

     国内売上を見ると、1位は京都2位は兵庫3位は新潟となっている。
    トップの京都には誰もが知る大手メーカー『月桂冠』や『黄桜などがある。
    2位の兵庫には『菊正宗』、『白鶴』、『大関などが有名である。

     3位の新潟は酒蔵数では1位だが、国内売上では大手メーカーをかかえる、
    京都と兵庫におくれを取っているようだ。

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    ・輸出額

     日本酒の輸出額は年々伸びてきている。
    国内売上2900億円に対して輸出額130億円とまだ5%未満である。
    これはまだまだ伸びしろがあると考えることができる。

     ランキングを見ると1位は山口であることが面白い。
    2位は兵庫、3位は京都、4位は新潟と、国内売上のTOP3を抑えている

     山口には旭酒造の『獺祭がある。
    獺祭は欧米やアジアなど世界中への輸出されている。
    海外での日本酒人気はまだまだ続いており、
    国家戦略としても海外展開を推奨している。

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    あとがき

     縮小傾向にある国内市場で限られたパイを取り合うよりも、
    日本食、日本酒の人気が広がり始めている海外に打って出ることが、
    日本酒の可能性を引き出せるだろう。
    ただし小規模な酒蔵が、単独で海外展開することは難しい。
    国のバックアップのもとで、地域の垣根を越えて一丸となって日本酒を売り込むことで、
    個々の負担を減らし、リスクを抑えて、迅速に展開ができる。
    そして海外で得た資金をもとに酒蔵の維持や増強を行い、酒造りが長く続くことを願う。