• お酒全般の情報ブログ

     更新日:2022年8月29日

    文字数:約600文字

     国税庁の『酒のしおり』データから、焼酎のデータをまとめた。
    焼酎の製成量と販売量の推移を確認する。
    単式と連続式をそれぞれ見てみよう。

    ●単式蒸留焼酎

     単式蒸留焼酎とは、いわゆる乙類焼酎のことである。
    また、製成量は生産量のこと、販売量は消費量のことである。

    単式蒸留焼酎の製成量と販売量
グラフ

     製成量、販売量ともに、2000代の中頃まで右肩上がりに増量している。
    ピークを過ぎた後は少し落ち着いて、高い数量を維持している。
    現在は製成量と販売量の差も小さく、需要と供給のバランスが取れている

    ●連続式蒸留焼酎

     連続式蒸留焼酎とは、いわゆる甲類焼酎のことである。

    連続式蒸留焼酎の製成量と販売量
グラフ

     単式蒸留焼酎と違い、製成量を販売量が上回っている。
    連続式蒸留機を使った製成時のアルコール度数を90%を超える。
    このデータはアルコール度数を25%に換算してであるため、
    製成量を販売量が上回って、矛盾しているように見えるが、問題ない。

     単式蒸留焼酎と同様に2000年代の中頃がピークである。
    その後、製成量も販売量もズルズルと下げ続けている
    今後の数量に注目したい。

    ●あとがき

     お酒全体の消費量が落ちる中で、単式蒸留焼酎が高い数量を維持できていることは素晴らしい。
    さまざまな原料を使いバリエーション豊富なことが、多様性の時代に活きているのだろう。
    しかし安泰というわけではないので、消費者にアピールし続けることが必要だ。
    国の政策を利用して、拡販に繋げていきたいところである。