図解■ 日本の新規ウイスキー蒸留所

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日本
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

ウイスキー製造免許

 新規のウイスキー製造免許の取得者数が年々増加している。
ウイスキーの製造は酒類等製造免許の申請を国税庁にして、認可を受ける。
国税庁のホームページより、2014年からのデータをまとめると以下のようになる。

製造免許の推移グラフ

2020年頃から商品を市場投入している厚岸蒸溜所や長濱蒸溜所は2016年に免許を取得している。
新規の蒸溜所が稼働を始めており、これから国産ウイスキーの幅が大きく広がりそうだ。

 2021年は10月までで19もの免許取得者数となっている。
試験免許を取得しているメーカーも多く、ウイスキーへの関心が伺える。
全国各地のウイスキーを飲めるようになるのが楽しみだ。
その詳細が以下である。

免許取得者表

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あとがき

 各社によって免許を取得したからといって、すぐに製造を始めるわけではないが、
設備や材料などが不足してくるのではないかと心配になる。
ポットスチルは老子製作所の鋳造が力を発揮できるのでないかと思う。
樽はバーボン樽は大量にあるが、現在不足気味のシェリー樽が取り合いになる可能性がある。
となると、別のさまざまな樽の検討が始まる、これは良い流れだと個人的に思う。
日本だけでなく、世界的に資材が不足する事態に向かい、ウイスキーが高騰することならなければよいのだが。



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